保育園について
1. 保育園を設計・工事監理する際に重視していること
1) 保育園側の要望をできるだけくみ取り、理解すること。
保育園にはそれぞれの保育方針があります。その方針に基づく保育ができる保育園のありかたを実現すべく、設計します。
2) 園児にとって良好で健全な室環境(明るく、自然換気ができて、通風の良いこと)を最優先して考えます。また、安全であること、避難しやすい室配置、動線であること。
3) そこで働く保育士さんにとって、日々、使いやすい間取りであること、および園児の姿が見えづらく、死角にならないこと。
4) 事業費を常に意識をしていて、工事費が予算超過にならないように進めること。
特に国等公的補助金による建設の場合は、入札により施工会社を決定しますので、入札の際に不調にならないよう設計段階からコストを配慮します。
5) 開園時期は4月1日となることが通常ですので、この開園時期を厳守するスケジュール管理をすること。設計段階で工期を意識して、園舎の構造方式等を決めることもあります。
2. 補助金申請の手続き等、行政への対応、新設園の立ち上げサポート
認可保育所の建設には所轄行政との補助金の事前相談(その地域に保育所のニーズがあるかどうか、またどのくらいの定員が必要か、など)が計画の前段階で必要です。
弊社はその前段階から園舎が完成するまで、補助金申請で必要な設計図や書類の作成など、お手伝いをさせて頂いております。
また、施工会社の選定の際のサポート、入札の段取り、書類作成等を事業主様の代理として行います。
新規社会福祉法人の設立準備のサポートも致します。保育園新設などの場合は、どのような保育をしたいのか、保育方針を固めることが重要です。
行政との相談も含め、初期の段階からご相談を頂ければ、と思います。
3. 近隣対応のサポート
近年、新設園の開設にあたり、近隣住民の方々との関係がとても重要になってきております。
弊社では設計段階や工事着手前に行う住民説明会に事業主様とともに出席をさせて頂いております。きちんと事前に話し合いの場を設け、よく先方様の話を聞く、など、手順を踏んでゆけば、ご理解を頂くことができると思っております。
そのようなことのお手伝いも弊社の業務と考えております。
4. 園舎の構造について
園舎を計画する上で構造方式(木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造)を選定することは初期の段階でとても重要なことです。工事費、工事期間等が構造方式により決定されるからです。
近年、木質建築の推進が図られており、弊社でも木造園舎を手掛けております。
木造園舎は以下ように、長所のみばかりではなく短所もありますので、その特性を事業主様との初期の打合せで十分理解して頂いた上で計画を進めることが重要です。
・主な長所
1) 一般的に、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比較して木造は、構造体(特に基礎工事)の工事費は安価になります。
(なお、2階に保育室があると準耐火構造が要求されますので通常の木造よりややコスト高となりますが)また、工事期間も短くなることがあります。
2) 内部の構造(柱、梁など)を木材現しで仕上げる場合には、木質の肌合いのある優しい空間を造ることができます。
・主な短所
1) 内部の間仕切り壁が構造要素となりますので、上下階の壁位置による間取りの制約があること、将来的な間取りの変更が難しいこと。
また、外部壁の窓の形状、大きさ、位置などの制約があること。
2) 2階床の振動、遮音については、遮音材を使用するなどは致しますが、
どうしても、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の床に比べてやや不利とはなります。
株式会社 竹内建築研究所
住所:東京都練馬区北町8-37-8-204
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